相手の経験を聞き出すこと
気付いたら前回投稿から2ヶ月。
恐ろしい、もっと手軽に高頻度に投稿したいのになぁ。
ということで、ふと最近思ったこと。
語学学習に関してインタビューをしているのだけど、手探りで始めてきて、大事なことが一つ実感できた。
自分の質問に対する、相手が考える一般的な正解ではなく、相手自身が経験したことや感じたこと考えたことを聞き出すのが大切だということ。
だから聞き方も、語学学習の上で大変なこと、大事なこと、解決策、ではなく。
「あなたが」語学学習で苦労したこと、試したこと、必要だったこと、を聞き出さなくては。
インタビューではないが、実は以前に自分の留学経験をプレゼンする機会があった時にも、事前準備の段階であなた個人の経験が聞きたいんだ、という風に指摘されていたことがあった。
その時、自分も何か一般的なことに当て嵌めようと無意識にしていたのかもしれない。
逆に他の参加者の発表がもっと鮮明に見えたのは、ありのままに自分の経験を話していたからか。一般化はできなくとも、本人の経験がよく伝わる話には深みがある。
自分のインタビューでも、統計的に一般的に言える答えを求めている段階ではないので、フィルターのない純粋な当人の話に耳を傾ける、会話を誘導するのが要なんだな。
そして自分の場合は、経験の中でも苦労や不満に着目して掘り出すこと。
全部インタビュー関連の参考資料には当たり前の如くのっていることなのだけど、実感するにも自分が経験を積まなくてはならないし、できるようになるには更にインタビューを重ねなくては、と思う。
でも、この感覚がまず掴めただけ進歩だな。