Sweet Brissie life

ブリスベンでのサトウキビ博士研究生活の甘くない備忘録

React Native+Expo ~ 写真の複数選択はMediaLibraryで!

それはそれは長いこと放置してしまったアプリ開発

tkd708.hatenablog.com

放置するきっかけは、写真の複数選択がImagePickerでできないために行き詰ってしまったことでした。

ReactNativeでカメラロールから写真を複数枚選択する処理の実装 - production.log

React Native, Expoを使った画像処理の流れ | Narumium Blog

自分では上記の記事のも上手く実装できず。。。

写真の選択から加工までImagePicker+ImageManipulatorに頼り切ってたので意気消沈です。 そもそもなんで一枚ずつしか選択できないなんて仕様なんだ。

でもよくよく調べてみたら、MediaLibraryの方に写真や動画やらの扱いが搭載されているようですね。

MediaLibrary - Expo Documentation

意外と例が見当たらなかったので、軽く触れておこうと思います。

requestPermissionsAsync

ImagePIckerの時もですが、カメラロールにアクセスするにはPermissionが必要ですね。

const getPermissionAsync = async (): Promise<void> => {
        if (Platform.OS !== 'ios') return;
        const { status } = await MediaLibrary.requestPermissionsAsync();
        status !== 'granted' &&
            alert('Sorry, we need camera roll permissions to make this work!');
    };

getAssetsAsync

そしてこちらが写真や動画にアクセスするメソッドです。公式にある通りですが、mediaTypeで写真か動画か両方かなどの指定、はじめからいくつのデータを取ってくるだとか、IDでいくつ以降だとか、日付でいつ以前・以降だとか、いろいろ指定できます。

下記の例では写真のみを指定し、今日から2週間前から最初の10枚を選択しています。

const media = await MediaLibrary.getAssetsAsync({
            first: 10,
            mediaType: ['photo'],
            createdAfter: moment(new Date()).add(-14, 'days').toDate(),
        });

getAssetInfoAsync

そして、アクセスした写真や動画などのオブジェクトを、さらにgetAssetInfoAsyncの方に投げます。上記で複数選択している場合はオブジェクトの配列になっているので、mapなどで個々にメソッドに入れてやることになりますね。

 const photo = await MediaLibrary.getAssetInfoAsync(media.assets[4]);

これによって、uriをはじめ、locationやorientationなどの情報のほか、さらに詳細なメタデータexifにもアクセスすることができます。

所感

まだ大量の写真で試してはいないけれど、ロケーションとかでデータを絞りたい場合は本当はgetAssetsAsyncの時点でそこまでアクセスできたらいいのになぁというところ。

getAssetsAsyncでは何千というデータにアクセスしてるはずだけど、メタデータ的な部分のみなので時間もさほどかかってないはず。

getAssetInfoAsyncもそれほど問題ない、か?その後でメタデータを使ってフィルターなりして、ImageManipulatorに渡して基本的な処理をするなどできるはず。

さて、またアプリ開発もいろいろいじってみよう!

突き抜ける覚悟あるいは愛着

なんだかモヤモヤである。前回の継続で小さなオンラインイベントの企画運営に関わっていた。

別に失敗だとかそういうつもりはないのだけれど、どうしても投入時間とそこからの学びを天秤にかけると、あまり喜べないという具合。

前回同様の反省になってしまったが、既に相当な勉強をしてきている専門家・有識者か、その分野での事業やプロジェクトに組織的に直接関わっている人を呼ぶなどがなければ、イベントの客寄せと見せ場・インプットの質のどちらの面でも満足いくとこまで持っていくのは厳しい。

週一回のミーティングとその間の各自のタスク遂行は、各々本業がある中での企画運営側にとって決して安くはないコストなのだが、その時間では本当に価値のあるものを生み出すのは厳しい。ググってまとめたレベルから有意差を付けるのは難しいのだ。

ちなみに今回は前回以上に自分の分野に近かった(かつドンピシャではなかった)ので、本業の派生としての知識や接点はちょこちょこあって、そこは自分自身にとって悪くなかったけど。

知識的なインプットではなく、イベントのアクティビティやアウトプット、イベント後への影響の方に注力して設計する、というのはもう一つのやり方だったと思う。それにはある程度の知識が前提になることが多くて、今回のように誰でもウェルカムなことを前提にした中で質を高めることはどの道難しかっただろうけれど。

あとはやっぱり、せっかく自分が海外にいるし参加者の中にも海外に滞在中の人がいるのだから、それを活かすような形式や内容のイベントにしたいよなぁ、と思う。

運営内での自分の関わり方としては、良くも悪くもある程度のファシリテーターを果たせたが、熱い議論を交わすほどの強い意見も言えず仕舞いだった。前回経験を活かして議論を収束させる・ミーティングの間でタスクを進行していく方向に働きかけられたという見方では良かっただろう。その一方で、収束や進捗のために発想や独創性を喚起することはあまりできなかったという点では少し残念である。

そして何より、それが自分の意見を抑えることにもなってしまった。このままだとあまり満足度の高いものにはならないとか、その程度のインプットじゃ足りないとか、ここはもっと意見出し合わないととか。煽ったりぶつけたりするようなことはしなかった。ワンマンになりかねない空気感だったし。当然ながらその方がスムーズではあるけれどただの作業になってしまうんだなぁ。

他の運営の人や、運営を途中で抜けた人たちはどのように感じていたのだろうか。あんまり運営にわくわくしなかったのかな。どうすればわくわくさせられたのだろうか。

やっぱり強い目的意識・理想像ってのが大事なんだろうか。そういうのを持たず・出さずで無難に終わらせるより、派手に挑戦して失敗した方が学びも多かっただろう。

びりびりするくらい打ち出して、共感してもらえる人を呼びかけながら事を成したいものだ。

パーソナルサイト作ってもフルネームでも検索上位に来ない件

SEOって大変なんだな、て話。

フルネームで検索しても、同姓同名の人が出てきたり、自分のLinkedInやResearchGateやらのプロファイルページの方が上位に出てきてしまう。

せっかく自分のパーソナルサイト作ったのに彼らにSEOで勝てない笑

やっぱ地道にコンテンツ増やしていくのが最低限必要なのかな?

それに本来はフルネームじゃなくて自分の活動内容や分野で検索してヒットしてもらわなくちゃ。

今は修士論文の一部を研究関連のブログポストとしてぽつぽつ投下してるけど、今の研究関係、R関係、React(Native + Expo)関係のポストとかもどんどん増やしていかねば。

あんまり煮詰め過ぎずに細切れに頻繁に投稿しなくちゃね。

旅行や語学も組み込んでいけたらなぁとかも思ったり。

GatsbyサイトあたりのSEOの技術として、下記のようなサイトを参考にしました。今日も知見に感謝。

Gatsby: SEO対策(最低限やっておくこと) - Qiita

Gatsby + TypeScript で技術ブログを書くための知見

SEOとは? 押さえておくべき24のSEO対策方法とポイント

一次情報にあたること

ネット上に情報が溢れ、引用や伝聞が重ねに重ねられる今日、一次情報にあたる重要性とある種の希少性もあるんじゃないかなぁ、と思ったりした。

 

ここのところ関わっている小規模なオンラインイベントの運営で、少し調べ物をしていた。自分の興味関心や専門分野と近いテーマだったので、キーワードでググってトップのものを見るだけじゃなく複数の記事を比較したり、それぞれの情報ソースを辿ったり、科学論文やその更に引用元まで見たり、と結構深入りしてしまった。

 

今回一緒に関わってる人は、そこまでは調べてないだろうなぁと思う。自分は興味があって好きで調べたので全然苦ではないし、責めるつもりも全くないけれど。これが更に積極的に調べようという人でなければ、本当に軽くググる程度で終わってしまっていただろう。大学のレポートとかすら、まとめ記事とかで済まされるくらいだし。

 

まとめサイトとかWikiとかの手軽さとある程度の質を無理に否定するつもりも無いし、情報の種類にもよるけれど、やっぱり情報の信頼性とか正確性を求めるのなら、信頼できる機関や科学誌の一次情報にきちんとあたることって大事だと思う。でも、そこまでする人って結構少ないんだろうなとも。

 

西尾道徳の環境保全型農業レポート

https://lib.ruralnet.or.jp/nisio/

 

で、たまたま行き当たったのが上記のサイト。原著論文を紹介したり、それらから考察を導き出している。記事の数は現時点で360を超えている、すごい。

 

自分のパーソナルサイトでも似たようなことをしたいと思っている。論文発表は気が遠くなるほど時間がかかるし、けど自分の専門性を一般向けにも広く紹介したい。そして一次情報にあたる重要性と希少性を考えれば、このように自分の専門分野や興味関心について一次情報を組み合わせて紹介する、そしてなるべく考察を足すことは良いトレーニングだし狭い対象ながら意義のあることじゃないかなぁ、と。

 

まぁ、継続が肝心で課題なんだけどもね。

オーストラリア(QLD)不動産事情 ~ 初心者にとって連名のリースは避けるべき選択肢だという教訓

以前住んでいた同居人との家賃未払い問題とそれに伴うBond返還問題の一部始終。

振り返ってみれば既に退去から二ヵ月半経っている。くそみたいな泥沼であった。

結論から言えば、長々と面倒なやり取りを繰り返した末に、当初恐れていたほどではなかったが多少の金銭的損害を受けての幕引きとなった。

まぁそれでも授業料と考えられるくらいには教訓もあった。

時系列で書き残していたメモ書きで、まとまりもないのだけれど、自分と同じ目には遭わないための手助けにほんの少しでもなればと思う。

QLDの賃貸関連の法律の絡むところなので、本当に正しく詳しい情報は専門の人やサービスにあたってください。

Bond

Bond、日本でいうとこの敷金にあたるものですね。 シェアハウスとかだと大体は4週間分の家賃と同額で、問題がなければ退去後に帰ってくるもの。 このBondの管理は、クイーンズランド州では不動産屋を問わずResidential Tenancy Authority (RTA)というところが一括管理しています。

https://www.rta.qld.gov.au/

状況整理

  • オージー女性と同居。え?いきなり嘘でしょって?さすがにキッチン&リビング以外は個別だしそんなに顔を合わせるでもない。Flatmates.comで探してると2bath2bedroomsでこういうシェアの話は結構ある。

  • 自分と同居人が同一の契約に連名で登録、いわゆるリース。

  • 生活スタイルの違い・不合意やコロナの影響などで険悪になる。ボロクソ言ってやりたいが本題からそれるので置いておこう。

  • 4月上旬、険悪もピークに達し同居人が脅し半分で退却の書類を出してくる。自分は残る選択肢もあったので保留とする。

  • 住んでいたユニットが売却される(今思い返してもコロナ真っ盛りの時になぜ...)。自分もどのみち退却しなくてはならないため、数日差で退却の書類を提出。この数日分が日割りにならないんじゃないかと危惧していたが、そこは後に問題ないと判明。

  • 一方で同居人に未払いの家賃があったことが判明、このままだとボンドから引かれてしまう。

  • なんならボンドどころか2週間分の相手の家賃が自分のところから引かれてしまう。上記で退却に時差があったため自分は銀行引き落としの有効期間が延びてギリギリ請求されてしまったのだった。

  • 不動産屋の主張としては、契約は個人でないので未払いの内訳などには立ち入らないし、ボンドの清算は50:50にする、とのこと。

さぁこれだと自分がきちんと家賃を払っていたのに不利益を被ってしまう!ということできちんと清算されるようにやり取りを試みたわけです。

4月末 - Dispute Resolution Service

自分の支払い記録を提示して、未払いが自分ではなく相手にあると主張。

また自分が既に部分的に支払っている状態なので、その返却も訴える。

間違っていると思われるなら支払い履歴を同居人も提示して、不動産屋側を訂正するように、と。

これらに対して同居人からは音沙汰がないし、不動産屋はRTAに頼めとの一点張りだし、あと10日で清算する、との連絡。

ここでRTAのDispute Resolution Serviceに申請。

https://www.rta.qld.gov.au/Disputes/Dispute-resolution/Applying-for-dispute-resolution.html

https://www.rta.qld.gov.au/Forms-and-publications/Forms/Forms-for-general-tenancies/Dispute-resolution-request-Form-16.html

とはいえ法的拘束力もないのだけれど。。。

ちなみにDispute resolutionの申請中に相手から電気代の半分振り込めとだけ連絡が来る。

あほみたいに冷房を使っていたので、一般家庭の2‐3倍の請求だった、あほか。

先に家賃はらえや。

5/12

不動産屋から電話があり、別の担当者がBondと未払い金の件について確認してくれる、とのこと。

その後RTAからBond Contributorsに関する変更のお知らせが。一見何が変わったのかよくわからない、連盟から個人個人に分割している?

後で問い合わせることにしよう。

5/18 - Bond Refund Fast Track

更にその後、RTAから今度はBond Refund Fast TrackなるBond清算の連絡が。

中身を見ようとすると、クイーンズランド州政府の個人認証アカウントを作成するよう求められることがあったので情報を入力。

RTA関連の申請でも度々案内されていたし、運転免許関連でも推奨されている様子。

ちなみにログイン自体はGoogle Accountからできる(政府系なのに笑)、メールアドレスで紐づけられる感じ。

ただそれだけでは大抵の申請とかできないので、追加でクイーンズランドの運転免許証やパスポート情報を足すことに。

QGOV account/identity update

https://www.rta.qld.gov.au/Forms-and-publications/Forms/Update-your-details

さて、Bond Refund Fast Trackの中身を見ると相変わらず未払い金は両名で二分割となっている。

再度不動産屋に連絡し、別の担当者にはつながったので状況を再確認。。。

その人からははっきりとした回答は得られなかったが、元の担当者(全然繋がらないし今回の解決にあんまり動いてない人)に明日聞いてみる、と。

相手の未払いを負担するような内容に同意できないし、全額返済じゃないと今後の契約にも悪影響なので、不動産屋側からの協力や返信が得られなければ、不合意からのNotice of Claim提出に進むことになるだろうな。

不合意の際のメールの文言としては下記。

If any party does not agree to a Fast Track refund or does not respond, the RTA will start a formal Notice of Claim process. This is where all relevant parties are sent a Notice of Claim and will be required to respond to the refund claim within 14 days.

https://www.rta.qld.gov.au/Forms-and-publications/Forms/Forms-for-general-tenancies/Refund-of-rental-bond-Form-4

で、その後の流れなんかは下記にあるけれど、アクションを取るまでの日数が定められているし、その場合最初の申請者の申請通りに清算されるようになっているみたい。今回みたいに3者4者で確認取りながらで日数オーバーしないように気を付けないと。

通知受け取って14日以内って書いてあるけど、メールの方のリンクは3日しかもたないのなんでや。

f:id:tkd708:20200518171238p:plain
Disagree to refund

https://www.rta.qld.gov.au/Renting/Ending-a-tenancy/Bond-refunds

これによると、不合意となった場合、結局RTAのDispute Resolution Serviceになるんだよな。。。自分既に出してるんだけれど。

かつそれでも合意に至らなかった場合、そこから7日以内にTribunalに申請できる、と。

いよいよフォーマルかつ面倒になってきそうだわ。。。

5/19 - 吉報という名のフラグ

ここにきてついに不動産屋側、もともとの担当から連絡が。

未払い金の分は同居人の方のBondから差し引いて、自分の方は全額帰ってくる、とのこと。

現時点での通知は同居人による申請のもので、不動産屋がこれをキャンセルし再度修正した通知を送る、らしい。

これが実現すれば、自分が立て替えさせられていた分は、それだけでは返ってこないが、光熱費の支払いの分担の部分でほとんど帳消しになる。

このうやむやなまま退去となり、問題が明るみになったころは最悪$800近い損失を覚悟していたので、交渉は御の字と思える。

まぁそれでも若干の損失だし自分は最初からきちんと払っていたのだからこれでも自分が妥協しているのだけれど。。。

正直に言って自分に未払いがあるくせに随分と罵詈雑言を浴びせられていたのでざまぁ、という感想である。

ただ、やはり自分がアジア人男性で相手がローカルの女性であり、相手には家族や多数の友人もこちらにいて、相手の方が不動屋さんとのやり取りも長い、というかなり不利な状況であることを踏まえると、自分の正しさをきちんと伝えて認めさせることができたというのはもはや成果である。

かなり不安でしんどい時期もあったが、教訓とこちらの仕組みを学ぶ良い経験であったとすら思えるし、こちらのペーパーワークの自信にもなった。

・・・と締めくくるようだがまだ確定はしていない。油断せずに、状況を見守りながら連絡を絶やさずに進めよう。

5/21

前回のBond Refund Claimについて、14日以内に返事せよとの連絡が。

By disagreeing, you will start a formal dispute resolution process.

って書かれてて、またやり取りするの面倒だからまだ放置してる。けど来週いっぱいでも不動産屋が言ってきてる訂正版のClaimが来なかったら、ここで不合意を表明してDispute resolution serviceに進むことになるのか。。。つか既に出しているのにそっちはそっちで放置されてるしな。

5/25

ここにきてDispute Resolution Serviceから連絡が来る。

メールにまとめたものは読んでくれてない様子だし、申請時からは変化した状況をどう伝えていこうか...という感じだったが、結局今来てるRefund claimに対してDispute resolutionを主張する様に、とのこと。

ここでも聞き取りに難ありという場面がちらほらあった。

不動産屋からはRefund claimに対してはまだアクション要らないと言われていたが、取り消し・再申請の動きも進展がないし、既定の日数が経つと自動で引き落とされてしまう。

明日には不合意の表明をとりあえずしておこう、という旨を連絡したが、返事は来るだろうか...

5/29

不合意表明をしたにもかかわらず勝手にボンドを減額された上で返金される。

はぁ、RTAの制度的にこっちに連絡入れることすらなく実行されるはずないのに。

週明けに確認と抗議の連絡を入れるが、恐らくもう手を打つつもりないだろうな。

RTAが後から連絡をちゃんと入れてくることに望みを託すか、あまり希望ないけど。

このままだと、光熱費とかのバランスも含めて、結局$300くらいは不当に負担させられたことになる。別件の未払いも返ってこないままだと、さらに$200。

なんだか、こういうのは金額のダメージ以上に腹ただしさで追求したくなる。でも、やっぱり争うことの労力コストやその過程での精神的コストの方が大きいから、余計ないざこざから抜け出した方が、相手にとってメリットになるのはムカつくけど自分にとってもベターなんだろう。

そしてそれを教訓に、次回からはそういうリスクを避ける契約にそもそもすべきなんだ。

6/2

一応不動産屋からは、「勝手に処理されてしまったのはおかしい、RTAに尋ねてレスポンスがあり次第連絡する」という旨で返事は来た...どこまできちんと対応してるのか知らんけれど。

Dispute resolutionが申請されたはずのRTAには再度メールでも訴えかけたものの、未だ反応なし。

Hot water billの方もやりとりしていた人からは反応があったものの、未だにぐるぐるやり取りが続いていて返金されていない。はぁ、どうなることやら。

6/8

RTAから電話がかかってきて、不合意に対して電話会談の場を設ける旨を告げられる。既にBond一部清算されちゃっているけれど....

これまた時間がかかっていて、予約は7/2に入れられることとなった。メールの共有なんかはどのようになっているのだろうか。

6/10 - 光熱費問題

別件の光熱費に関して、自分の前の入居人から連絡が来て、自分のカード詳細を伝えてしまった。これも教訓の多い部分なので経緯をまとめておく。

  1. 3か月ごとの光熱費に関して、自分の前の入居人のアカウントに請求が来てそっちに支払う
  2. その後アカウントを自分の名義に更新するが、済ませたばかりの支払いは新しいアカウントに移行されず
  3. 最後の支払いに、払ったはずの支払い分も加算されている
  4. 延滞料金を避けるために請求にすべて支払って、後に払い戻しの要求を伝える
  5. しかし払い戻しされるべき入金は自分の前のアカウントに残っているためその名義の本人からの請求が必要
  6. 当人に連絡し、長い長いやり取りの末に支払いに使ったカード詳細を会社に伝える必要があるとのこと
  7. 自分のカード詳細(裏面の三桁も含む)を伝える

こんな流れだが、当然家族でもない第三者に裏面の情報まで伝えたのは浅はかだったんじゃないかと思い直し、カードをとりあえずブロックしたという状況。

6/11 - 銀行カード問題

銀行にてカード詳細を第三者に伝えてしまった場合の対応を窓口で相談すると、以下のような回答が。

  • 払い戻しのためにカード詳細が必要となること自体は妥当。

  • ブロックしたままでも、払い戻しの手続きは問題なく完了できる。

  • ブロックしている間にオンラインショッピングなどの試みがあった場合、引き落としは成立しないしそれでも通知は来る。

  • ブロック・アンロックはアプリ上で何回でもできるし、すぐに反映される。

  • 万が一アンロックしている状態で支払いがあった場合、Pendingの状態なら取引の段階によっては引き落としをキャンセルできる。

  • 決済されてしまった場合、Disputeの申請となり、申請そのものは楽だが手続きに時間がかかる。

というようなことなので、ひとまずは買い物するとき以外スマホでカードをロックしておくという手段で、払い戻しが届くのを待つことに。

それを確認出来たらカード再発行も考えるかな。

まぁ未だに不正アクセスはないし、ここまで根気よく払い戻しに協力してくれている入居人だし、きっと大丈夫だと信じたいが....

こうもちっぽけな悩みの種が次から次へと湧くものかと辟易するな。

6/16

Hot water billの払い戻しが無事に行われる。銀行カードも結局使われた痕跡はなし。こちらは元々すんなり返ってくるものと考えていたので、随分とやり取りのコストがかさんでしまったが、無事返ってきて一安心である。

6/19

RTAから告げられていた電話会議の件を不動産屋に再度伝えて進捗を聞いていたのだが、結局担当者は今回のBond支払いに対してRTAがミスをしたとの弁明を始める。

実際のところはわからないが、この担当者が最初からきちんと手続きをしていなかった可能性が高いだろうな。

すでに半分決算を進めてしまっているため、恐らくBondとしての返金は認められない可能性が高い。

請求できるとしたら、不動産屋の管理ミスに対して、不動産屋側が提示していた条件(未払いの家賃は同居人のBondから引くので自分の分のBondは全額返金)に足る分だけ払ってもらうことだろうか、それも見込みは薄い。

何度もの繰り返しになるが、名義間での金銭のやり取りには一切関知しないというLeaseの契約方法では、何かあった時に泣き寝入りせざるを得ないので、今後もう二度とやりたくない。

最終的に$300程度の損失だから、これ以上は余計なやり取りのコストをかけずに切り離したいところである。

7/2 - Telephone Conference

さて、上記にある通りRTAがセッティングした電話会談があった。結果から言えば、期待していなかった通り自分の分のボンドから引かれてしまった分は返ってこなかった。

もう一人の同居人はもうずっと連絡を無視し続けており、逃げ勝ちされた形となった。

わざわざ電話会議しての学びといえば、

  • 今回のような片方が家賃を払わずもう一方が損を受けるような事例はとても多い。

  • やはり不動産屋はリースに対してのみでその中の各個人に対して責任を負わない。

  • できたとすれば、不動産屋が50:50のボンド返却の申請を出す前に、自分が状況を踏まえて相手のボンドから未払い金を引き落とす形のボンド返却の申請を出すこと。

  • 今回自分が不合意を表明していたにも関わらず部分的な返却が済まされてしまったのは、申請者側が要求する分(今回は不動産屋からの申請だったので未払い家賃)以外の部分については決済されてしまうから(?不正確かも)。

ちなみに今回の会議後の合意書に下記のような注意書きがある。

If you do not send us the signed form before dd/mm/yyyy, the RTA will issue a Notice of unresolved dispute, meaning this dispute resolution process has ended without agreement. The person who lodged the initial dispute resolution request can then choose to apply to the Queensland Civil and Administrative Tribunal (QCAT) for a decision.

電話で説明もされたように、こっちから先手打たなきゃ法的な力なかったんだな。

RTAに事前に相談はしていたけどそっちに導いてはくれなかったし、この結末も不動産屋も想定できていただろうことを考えると、やはり彼らも親切ではない。

というか今更ながら自分の当初のDispute resolution serviceへの申請への返事も今回のBond disputeへの不合意表明への返事も、どちらも事後返信となっていてとにかく遅い。

自分が理解して手続きを主導しなければならなかった訳だが、こんな事態初だしこればかりは仕方ない。

悔しいけど授業料だと思って切り替えてこの問題とは縁を切ろう。

まとめ

残念ながらまとめる気力はない。

だがもう今回のくそ同居人も物件も面倒な各方面とのやりとりもこれっきりだ!!

私は自由だ!!

子供心

友人と友人のビジネス(まだ個人事業)の話をしていたら、予定より2時間も多く話してやらなくちゃいけないことを先延ばしにしてしまった。

 

でも、こういうことを冗談も交えながら夢を見ながら延々と話せるのは幸せなことだなと思う。

 

そしてそんな話をしていると、自分もそうやって熱を注げる何かをやってみたいなと思う。

 

けど中々ないんだな、これが。

 

自分の研究や趣味の延長や派生で、本業の傍らでだけども本業並みかそれ以上に夢中になれるもの。

 

長くやってけそうなもの。かつお金になりそうなもの。

 

別の友人を見てても、よくこんな思い立ったことをすぐにやってみようと思える、動き出せるなとよく感心させられる。

 

自分は悲観的なんだろうか、ネガティブな可能性がすぐ頭に浮かんで行動できてない気がする。

 

大人になると社会にもまれてそういう夢を無くしてしまう、子供心を大事にしないと起業とかことを為せなくなるとはよく言ったもの。

 

自分は社会にもまれてすらいないのに、子供心をなくしちゃってるのかなぁ。

 

そんなことはないと信じたいけど、多分何かやってみないことには夢のような何かなど現れることはないんだろうな。

すっきりしない日々

なんだかすっきりしない。

研究の方は思い通りとはいかないまでも進められている。

ただ、参画していたプロジェクトそのものが中断になるという異例の事態になったと最近聞かされた。それでも自身のPhD研究は達成できるだろうけど、可能性が狭まったかもしれない。

体操は時々家の中で軽いトレーニングをしたり、たまーに芝生で動いてみるくらいで、現状維持が精一杯というか多分衰えてる。

サルサはすっかり遠ざかってしまった。動画は時々見てるけれど。

プログラミングは、自分のパーソナルサイトを作り直した。でもデザイン凝りすぎるよりもコンテンツ詰め込んでかなきゃ。

スマホアプリの方は予定していたものに欠かせない機能の実装で行き詰ってからふらふらしている。

語学はさらに減ってしまった。

フランス語は数分程度のPodcastですら毎日はできていない。

スペイン語はNARCOS見て辛うじて勉強している体を保っている(?)。

その他、細かい活動にちょこちょこ手を出したりもしているけれど。

こっちでの人付き合いも減ったのに。

なんだか、どれも身が入りきらないんだなぁ。時間をフル活用している感覚がない。

このまま時間が過ぎていったときに後悔しないだろうか。

でもだからといって振り切れずにいる。こういう時期もあるもの、となだめてしまえば良いのか。