Sweet Brissie life

ブリスベンでのサトウキビ博士研究生活の甘くない備忘録

クアラルンプール!  後半

旅行記を魅力的に書ける人ほんと尊敬する。相変わらず写真多めに垂れ流す。
 
 
 
【3日目】
3日目はせっかくだから日帰りで市外近郊にでも行こうかと思ったけど、事前準備の不足とめんどくささにより結局また市内をぶらぶらすることに。
 
 
お土産豊富なセントラルマーケット

バティックとかソンケットとか、胡散臭さ半端ないけど色んな文化の品物が揃ってる。こういう時、店も小綺麗で包装も丁寧で、ちょっとお高いやつだと、なんかちゃんとしたお土産な風に感じられたりする。でも実際にはその地域の伝統的な(高価ではない)ものって、ちょっと雑に扱われているように見えちゃう安めのやつだったりするのかなとも思ったり。現地でありふれていればいるほどそんな感じなような。そういう時、本当は後者の方こそ"現地のもの"て言えるんだろうかな。ブランドとか、モノの価値ってのも不思議なものだよね。
 
まじどうでもいいけど、マレーシア版スタバと解釈してるOLD WHITE COFFEEで出されたコーヒーのティースプーンがレンゲなの笑った。

 
 
 
チャイナタウン

初日深夜に徘徊して通りかかった時とは違い、活気のある中華街だった...そりゃそうか。
 
 
 

寺院内で座ってぼけーっとしてたら突如始まった生演奏の迫力がすごかった。

なんかヒンドゥー教の世界観というかその表現がまた独特で強烈だよね。
インドの国民性につながってそうな気がする...これまたいずれ理解を深めたいやつ(しばらく先になるやつ)。
 
 
お土産リクエストであったはちみつ...
なんでもTualang Honeyてのがマヌカハニーに並ぶ高級かつ栄養価の高い注目のはちみつらしく、わざわざそのためにlot 10に入ってる伊勢丹に向かうことに。

今度は液体物検査引っかからないサイズにしたぞ!
つか伊勢丹フロアは完全に日本。そこそこしっかりの寿司屋とか弥生軒とかも入ってるしホームシックならんだろ。
 
 
そして普段海外行った時にする、スーパーの品揃えチェックもこの日に。

フルーツほんとやっすいなぁ。あとスパイスの品揃えはインドを思い出すね。
 
 
ぶらぶら歩いてたら遭遇した、魚の練り物を燻した感じのやつ。

 
 
 
ストリートフード楽しむのももちろんいいけど、もうちょいちゃんとしたレストランでのマレーシア料理も楽しんでおきたい!
ということで、ぐぐって良い感じに出てきたラクサのお店へ。
Limapulo: Baba Can Cook

店内良い感じで、ラクサもうまくて確かジュースも頼んだのに20RMしないなんて...なんて素晴らしいんだマレーシア。
 
 
三日目はなんかまぁゆったりめに終わりを迎える。
旅行の時の詰め込み癖を体力の衰えが上回っているのだろうか...
いやそんなことはないと信じたい自分、いやそもそもそんな詰め込まなくていいじゃんという自分、金で解決していくんだろうなぁと思う自分。
 
 
 
【4日目】
いよいよ最終日!便は午後早めなので実質半日。
クアラルンプールと空港との間にあるPutrajayaが立地的にも所要時間的にも丁度良かったので
予定通り(といってもクアラルンプール来てから知った)訪れた。
 
駅はシンプル。コインロッカーあるので荷物は預けて観光できる。

駅にはコインロッカーがあるので、荷物は置いて手ぶらで観光。
 

ちょっとしたカフェもある。コーヒーtakeawayで注文したらビニール袋にストロー刺した状態で渡された...いや、悪くないんだけど。
 
 
駅から中心地はGrabで10RMしないくらい。
Grabのにいちゃんが、ここは政府系の建物ばかりで、9時にならんと何もはじまらないし5-6pmで全部閉じると言っていた。
 
 
たどり着いた中心地...中央広場と国会議事堂的なやつ?
道中の道路が見事に整備されていて、さすが計画都市って感じだ。

 
お腹すいたけどクアラルンプールと違って近くに何も食べ物売ってるとこがなかったので、ぐぐって出てきた朝からやってるカフェに移動。
Palm Hill Cafe @ Pulse Grande

...が、しかし場所が近づくにつれて気付いた。これカフェっつか高級ホテルのレストランじゃん。
政府系御用達なのか、スーツに身を包んだいかつい人たちに混じって、ジーパンTシャツのままレストランに潜入。
場違い甚だしい上に本来宿泊者のみのところを、個別料金で案内してくれた。
 
ビュッフェは確かに良き。でもなんか落ち着かない...し、スタッフが皿を速攻片付けようとするから早々に退散。
そしたらお値段なんと60RM!
いや嘘でしょ?ディナーより高いじゃん、て思ってたけど、表は余裕の表情で颯爽と払って去った。見栄張っちゃうよな、、、
 
 
 
Masjid Putra

プトラモスク、やっぱこれがメインになるよな。外観も、境内も、礼拝堂も、美しいところだ。
 
 
Millenium Monument

プトラジャヤの歴史を紹介してる、とのことで行ってみた。
モニュメントのタワーに登る道の手すり?部分に1400年からのマレーシアの歴史的イベントが記されてる感じだった。
このモニュメント自体が国花のハイビスカスをモチーフにしてるらしい。
 
 
プトラ湖クルージングツアー
人数集まらないと開催しない恐れ。価格は50RMとかだったかな。

座るのを右側か左側かいつも迷うやつ。どうせ見どころ付近でみんな立って甲板とか行くんだろうけど。
 
湖を反時計回りでめぐるから、左側に座った方がメインの島のものは見られる...とか思ってたら、半周くらいで甲板解放。

2つのメインモスクと5つの橋があるんだ...橋のデザインは大体欧米からパクってる。オリジナルデザインで作りゃいいじゃんて思ったねど。シルバーモスク、70%が鉄でできてる?ほんとかよ、エアコン無いらしい。
 
 
ツアー最後の方で撮れるこの写真が、今回のトップ画像でもありました。
いやぁモスクの美しさに惹かれた数日間だったなぁ。イスラームのこと、折に触れては少しずつ勉強したいな。
 
さてさてそんなこんなでもう空港に戻ることに。入国審査ではやたら時間かかったのに、出国時は荷物も出国審査もすげーあっさり。
 
そしてついに帰国便へ。
荷物の重量制限はしれっと素通りした...機内サービスとかの点でもそうだけれど、やっぱLCCは安い分そのコストカットの皺寄せが露骨に出ている。
長時間拘束のクオリティのためなら多少高くてもLCCでない航空会社を選ぶというのも納得。
 
 
 
まとめ
やっぱり安物買いの銭失いというのが一番今回の旅を物語っている感がある。
ツアーに頼らず自分で観光地決める、タクシーとか使わず歩いて街を理解する、高級レストランだったら似たようなの外にあるしもっとローカルなとこで食べる...
悪くないけど、理由がケチってるだけになるようならそこは金出して時間や手間を取った方が良いね。全部逆にしたらやっぱ消費させられてる感出すぎて面白くないけど。
当たり前のようなことだけど、改めて教訓だわ、多分普段の生活においても。
 
それでもマレーシアの、クアラルンプールの食や文化や宗教やらを直に楽しんで来ることができてトータルで後悔はしていない。
そもそもバックパッカー的な旅行も好きだしね、たまにはさすらったりしたいのさ。