Sweet Brissie life

ブリスベンでのサトウキビ博士研究生活の甘くない備忘録

What’s your goal for dancing?

て、今のサルサの先生に聞かれた。

 

音楽に合わせてもっと多彩に表現できるようになりたい、みたいなこと言った。技にはしりがちだけど本当はもっとベースの動きにバリエーション活かして自分の味付けしたい、みたいなこと言ったつもりだけどうまく言葉にできてなかった気がする。

 

曲のアクセントを全部捉えられるようになることだよ、と言われた。なるほどなぁ。確かに先生はいつも曲の要所全部おさえて個性出してるような気がする。たくさん曲聞いて、上手な人の踊りをたくさん見て、どうやって曲を捉えて踊ってるか少しずつ学んでくことだよ、みたいなアドバイスだった気がする。

 

そんなやりとりを向こうから切り出してくれたのは、自分が少しずつ上達してきたから、かな?思い込みかもだけどちょっと嬉しかったりした。

 

 

でも、帰りに振り返ってみて、もう一回聞かれたら違った答え方をするかなぁと思った。

 

 

最初の答えも素直なものだけれど、多分それ以上に相手ともっと自在にコミュニケーション取れるようになりたいんだよな。曲に合わせて、技にはしり過ぎない、てのは確かにそうだけど、その末にTalkative, humorous & creativeな感じになりたいんだよね。今はまだ次何しようって必死で相手のことを気にかけきれてない。大分マシにはなっけきたけれど、ほんとはもっと聞き上手になりたいし上手く返したい。改めてこの辺ほんとうに言語に似てると思う。

 

そうやって考えていくと、さらに根本には自分の人間性への二律背反な感覚があるんだろうな。向上心・真面目さみたいな側面と、気楽に面白く、みたいな側面。ここしばらくは、真面目で堅苦しいことへのネガティブな感情が強い。そういう一面に支えられてもきたし、それが人を支えたこともあったろうに。

 

関連して、未だにコミュニケーションへの苦手意識あるしな。多分苦手に思うような程ではないし、上手くいく相手もいればそうでない相手もいる、そんな偽りなく上手くいくことの方が稀なのがこの段階じゃ普通、そういうのを頭では分かっているんだけどね。どうもみんなに好かれなくちゃ意識がこべりついたまま。

 

ちょっと遠まわったけど、そういう苦手意識の克服あるいは解消と、自分の個性の両立ってのが一つの目標になるんだろうな。

 

いやまぁ、そんなことわざわざ答えなかっただろうな。