愛国心?
オフィスの同じフロアの人と話したことの備忘録。
彼は日本とドイツのミックスでオーストラリア育ちというなんともインターナショナルなバックグラウンド。
おしゃべりで気さく。幼少期は日本で過ごしていたし、時々帰ってるから、近いうち日本でも働いてみたいそうで。
これまでも何度もだけど、今日は特に長々と政治やら日本のことやらを話した。
日本の経済の成長のなさ、ジリ貧、世界での存在感の希薄化
日本の八方塞がり感、長期的展望はどこを目指している?
若者の無関心、平和ボケ?ショックが無いと関心も持たない
昔ながらの受身教育、刷新しても成果には時間がかかる
移民受け入れと日本の文化の保持
アメリカの混迷と中国による世界主導
開発は先進国のゲームに途上国を巻き込むこと?
先進国は資本主義の果てにどこへゆく?
UBI?新しい社会経済システム?
実際何話してたっけな、結局自分の思考整理なんだけども。ともかく、こういう社会・文化・政治・経済的なとこももっと学びながら考えていきたい。留学あるあるだけど、かえって日本を意識したりするやつ。
自分なりの世界観やその中での日本の在り方、みたいなのも考えを持っておきたいと思うようになってきた。盲信したりすがったりはできないけど、どんな世界を目指してるかってのは一個人でもあっていいと思う。その中で、自分はやっぱり日本人だし、その視点もある程度持ち続けたいかなって。
彼はハーフの呪い、なんてことをよく口にする。文化的なよりどころ、というと悩ましいみたい。自分は日本の背景に迷いはない。でも、今よりはもっとインターナショナルで混ざり合いながら、歴史伝統に固執し過ぎずそれでいて踏襲した、変化する日本のアイデンティティを描きたい。それを世界に投げかけていきたい。
どんな事業や活動をするのであれ、そういう感覚と展望は持っていたいな、と思う機会だった。